オリックス宮内さん…木材輸入から

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このチャートは、金融総合会社オリックスの株価チャートです。(三ヶ月で四分の一に)
このところ急速に下落速度を速めています。本日は久しぶりに上昇しました。
この中で、会社側は、コミットメントライン契約であるとかプレスリリースを出しています。
その中で何が行われたかと言いますと、1500億円の第三回無担保転換社債型新株予約権付社債の発行が進んでいます。
 彼らも、株価が下落し易い時にこの様な事をするとどのような事が起こるかは十分認識しているはずであります。少し前に、半導体製造会社のエルピーダメモリーが同様な事を実行しました。
なお、同社は今日、短期流動性についてというコメントも出しました。こちら



以前にも企業のCDSスプレッドについて書いた事がありましたが、オリックスはこんな事も
影響して、その数値も1287.50と言う数値を出しています。この数値は、ソフトバンク(1023.75)を逆転してはるかに上の数字となっています。話は第三回無担保転換社債型新株予約権付社債に戻しますが、幾ら1%金利発行という大変有利な条件で、喉から手が出そうですが、世の中、すべて上手くいくにはもう少しデリケートに遣らねば大きな影響が出る事もある。
繰り返しますが、自分が担当者なら誰が言ったとしても命がけで阻止すると思います。
 しかし、債権者リストを見てますと、少し大きな会社なら殆どこの会社が載ってます。どのような貸し出し政策をしたか判りませんが、自由化・競争化をすれば節操なくすれば、結果傾向は出てきますよね。 同社の株価は こちら からどうぞ
それにしても、CDSスプレッド、同社より凄い会社は、アイフル、武富士、JAL,そして次がプロミス、そしてそのすぐ下に同社となってしまった。



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宮内さん、親父義作さんは神戸で木材輸入ブローカーだったとか?日綿実業の木材部門に大きな影響があり、本人も大卒後、日綿実業に入社した直後、ワシントンで木材輸入に拘わっていた。その後、同社が三和銀行とリース事業を始めた時に人生の転機が来た…。



 今までは、ある意味、親父さんを見た上でのタフネゴシエーターでここまで来たが、最後の最後のとこで、本当の真価が問われるのかも知れない…。日綿実業時代の宮内さんを知っている方はおられますか?当方は、雑誌等に書かれた表面的な話しか知りません。





会社側の関与は無いのか

 本来は会社側の問題だと思うのですが、一営業所の所長の責任のようにプレスリリースされている。本当は会社側の数字の押し付けは無いのか?船場やミートホープは上場会社ではないけど、仮にもJASDAQ上場会社がこのような事を意図も簡単に公表してしまう安易さが感じらる。



日経IRより



http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20081208/5ecmhe/140120081208034514.pdf





「麻生総理と御手洗経団連会長との遣り合い」



①12・1 麻生首相、日本経団連の御手洗会長らと懇談 賃金引き上げや雇用の安定など求める
②12・4 
大分キャノン人員削減発表





③親会社のキヤノン広報は「大分キヤノンでは適宜生産調整をしている。景気悪化で派遣・請負会社に減産を伝えているが、その会社がどういう雇用調整をしているかは把握していない」と話している。



ここで麻生総理が何を言うか見守っていたが、結局何も無し



④12・8の定例会見 「雇用調整、苦渋の選択」 ここ



ここで、単に批判するだけなら「お前は評論家かと言われてもしょうがない」。
単にやめろと言うのではなく、このレベルの会社なら、この様な事ができるだけ起こらないようにする。その事を実行できる筈だ。昨年、夏から起こってきている事を冷静に分析判断すれば、当時からこのブログで課題だと主張していたように対処すれば、このような最悪の事は少なくなる。
この事が、キャノンだけでなく名だたる企業がそうなっている。一番酷かったのはトヨタ自動車であります。世界一近しなのかも知れないけれど、一貫とした強気政策。この事が何をもたらしたかと言えば、グループ会社だけでなく、下請け会社までが強気の設備投資をする事になった。この事が、余計にしなくて良い事をあわせダブルパンチとなっている。



http://mainichi.jp/select/biz/news/20081209ddm008020083000c.html トヨタショックの裏側



アメリカ型会社は誰のもの株主の物という単純な構図がまだ、今の様に修正ができていない。



* 三葉銀行    三和銀行
* ミカドホテル   金谷ホテル
* 太陽製菓    東ハト
* 足助銀行    足利銀行
* 鈴紡       カネボウ
* 月華       花王
* シャイン      キヤノン
*曙電機      NEC?東芝  (ハゲタカより)



このところ、日曜夜のフジTV「サキヨミ」に米国の年次改革要求書が、まともに取り上げられている。しかし、自分達は、もう遥か数年前から、このリスクを取り上げていたが、当時、マスコミは怖いものには触らずで通した。代表的な話は、AIGの広告宣伝料であります。当時も今も同社のCMはマスコミにとって欠く事のできないクライアント。そんな事から、取り上げたくても取り上げられない。今になって、AIGの事実上の破綻、米経済の破綻となり、取り上げやすくなった。しかし、今となってはこの事を取り上げる価値は、相当下がっている。



いずれにしても、遣り易い時に遣るのではなく、どんな時であっても上場してようが関係なく。筋を通させねばならない訳であります。経営とは難しいでも、色んな人の人生をのせているからこそ、やる価値があるのです。



我々ができる事は、キャノンのプリンターやコピーは買わない。日産ディーゼルのトラックは買わない程度しかないけれど…(判り易過ぎますが…)





「米国は日本の経験に学べ」、ノーベル経済学賞のクルーグマン教授



一方の騎士であるウォーレンバフェットも、段々最近遣った事のを冷静に評価し始めた。



バフェット「経済危機に“妙薬”なし0。5年後には楽観」 2008年11月24日(月)



 24日付東方早報によると、米著名投資家のウォーレン・バフェット氏はこのほど、米テレビ局の取材に対して、現在の経済危機に対する「処方せん」は非常に難しく、実体経済と市場を正常化する妙薬は存在しないとの考えを示した。
 バフェット氏によると(米国の)失業率はさらに上昇する見込みで、「5年後の経済については心配していないが、5カ月後のことを考えると心が痛む。2009年半ばにも好転するとは思えない」という。
 バフェット氏は米国の金融機関救済について、銀行の不良債権を買い上げるよりも、資本を直接注入した方が効果的との見方を示した。



[E:cake] 最後の部分ですが、どちらがと言えばその通りですが、今回の場合、何をしなければならないかと言えば、両方です。更に言えば、その両方を同時にするには、国有化です。既に、一部国有化の入り口に入っています。しかし、メリルのジョン・セイン(CEO)にボーナス云々と言っているのだからまだまだの話。正直まだ見えない話だけど、高度に金融化された経済が破綻したのだから、そのシステムは最終的には、彼らが最も嫌っている社会主義化されるのが自然なような気がします…。



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The Snowball:



Warren Buffett and the Business of Life