米GDPの50%に達する恐れも…

短期経済予測(特別レポート)


世界金融危機、米国の過剰負債は5兆-6兆ドル
-米GDPの50%に達する恐れも-負債残高のGDP比率に基づく簡易な推計


2008年11月12日発表




小林辰男・日本経済研究センター研究統括部主任研究員 短期経済予測総括






9月半ばの米大手投資銀行リーマン・ブラザーズの破綻をきっかけに金融市場は危機的な状況が
続く。金融危機の発端となったサブプライムローン問題などを解決するため、米政府は金融安定化法に基づき、シティーグループやバンク・オブ・アメリカなど
へ公的資金による資本注入を実施し始めた。しかし日本の経験に照らしてみれば、具体的な不良債権の内容を査定、損失額を明確にすることが金融危機の根本的
な解決には欠かせない。損失額の厳密な確定は個々の金融機関の財務、資産・負債内容を詳しく分析する必要がある。IMF(国際通貨基金)やOECD(経済
協力開発機構)などの国際機関が推計しているが、実態はよくわからない。ここでは1990年代以降の米国の負債残高とGDPの関係から簡易な損失額(過剰
負債)の推計を試みた。負債残高のGDP比率から推計してみると損失額は最大で5兆-6兆ドル(500兆-600兆円)、GDPの5割にのぼる可能性があ
る。こうした試算は幅を持ってみる必要があるが、金融安定化法で決まっている7000億ドルを大きく上回る公的資金の投入なしに、過剰負債の調整を短期的
に終えることはかなり難しい。



5Pのレポートは こちら から



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レイキャビクより 



円建て債の償還容易でない  アイスランド大統領会見



http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008111401000650.html





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