それはそうだ

中国:政府系ファンド「これ以上、海外投資する勇気ない」



 【北京・大塚卓也】中国の政府系投資会社である中国投資(CIC)の楼継偉董事長(会長)は3日、「海外の金融機関はいつ破綻するか分からず、これ以上投資をする勇気はない」と述べた。香港で講演したもので、4日付中国各紙が報じた。


 CICは昨年、米投資会社のブラック・ストーングループへ30億ドルを投資したほか、証券大手のモルガン・スタンレーに50億ドルを投資し、発行済み株式の約10%を取得したが、その後表面化した金融危機による株価の下落で多額の含み損を抱えている。


 楼董事長は「欧米主要国政府の政策の方向性がはっきりしないうえ、(金融機関の破綻処理時の)救済対象は債権者だけで、投資家は救済対象になって
おらず、この種の投資には自信が持てない」と指摘。今後は金融危機による株式市場などの低迷で、企業価値が過小評価されている企業への投資に重点を置く方
針を明確に示した。(毎日新聞より)



CICはブラックストーンに30億ドル、モルガン・スタンレーに50億ドル、計80億ドル出資しましたがそのうち61億ドルの評価損を計上した模様です。



更には、それに加えてCIC自身の米子会社経由で54億ドルを投資したファンドもリーマンの債権を大量に買っていて損失が広がっているようであります。

CICは07年9月に鳴り物入りで作られた中国政府系ファンドです。運用資金の2000億ドルは中国で発行された特別国債6,000億元が原資となっています。そのため、CICは一年に660億元ほどの国債の利息を払い続けなければならないという義務があります。したがってCICの資金運用には高いリターンが求められています。しかし、11%とはきついですね。さすが高度成長の中国の金利です。



SWF(ソブリン・ウエルス・ファンド・政府系ファンド)を当時、日本でも作ろうと働きが大きくなったが、結局、間に合わなくて良かった。自民党も今国会にこの法案を出すのを先延ばしにした模様です。まだ、諦めていないようですが、状況が更に悪化すれば、誰も言わなくなるでしょう。でも、ひょっとするとその時こそ、この様なもののが一番必要なのかもしれません。



本当は、石原銀行はこの様な時期こそその存在が重要なのであります。しかし、ご存知のように今まで遣ってきた事が、頓珍漢であった為存在そのものが問われてしまいました。



http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-29210720071205



如何にトップリーダーや経営者が重要なのかが判ります。言い易い時、遣り易い時ほど、結果は逆になる事が多い。遣り難い時、遣り難い事を、冷静に切り出せるリーダーが必要なのであります。その為には、自分の組織(国)のキャパシティをしっかり判断しておかねばなりません。その事を掴んでいるからこそ、これ以上は行き過ぎだなあ判断ができる訳です…。



今現在および来年もう一度、遣ってくる逆風の時こそ、何ができるかが、数年先のリターンを得られる訳です。それにも拘わらず目先の対応に齷齪しなくてはならないとしては、その好機を見逃してしまいます。しかし、その好機ではありますが、まさに、福田総理の



「あたたとは違うんです」的才覚が必要となるのです。



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ホンダのF1撤退が決まったようですね。こんな事も、上のようにその会社の厚みの無さを感じてしまった。福田さんは、言葉では言ったものの現実的には投げ出してしまったけれど、ひょっとしたら、福田さんには、徳川慶喜になる可能性もあった筈です…。








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